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「たまのお歳暮」'91レポ(第3部) [ ・たま]

●だんだん、ライブレポではなく「曲解説」みたいになってきましたが。このページでラストです(笑)。

なんせ26年前の「オールナイト約40曲ライブ」ですから……眠くて眠くて、正確なメモも記憶もない曲が、たくさんありまして(^^;)。そのようなテキトーでよろしければ、引き続き同ライブ「第3部」の様子をご覧くださいませ。

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「たまのお歳暮」'91(第3部)……当ページ

※個人的にメモを取りながらライブ鑑賞するのが常だったんだけど、いま思うと音楽そのものをきちんと聴けていなかった……かも。もったいない!


【1991年12月31日~1992年1月1日 「たまのお歳暮<大晦日篇>」@渋谷パンテオン】


【第3部】 (A.M.3:00~4:30頃)

第3部、開演。客席も眠りから覚め、若干ナチュラルハイ状態(?)。舞台上ではオリジナルメンバー4人が出てきてパーカッションの周りに集まり、品定め。

ということは……4人がパーカッションを担当する……アレ、ですね♪

120402_たま(渋谷パンテオン)5縮小.jpg「まちあわせ」 (Vo.=石) [石:Perc. 滝:Perc. 柳:GPerc. 知:Perc.]
 → 右図は、左から「ヤナちゃん・石川さん・知久さん・Gさん」。古メモに歌の2番で右端のGさんが、左端のヤナちゃんと共にマイクに向かって手を伸ばし、踊っているように見えた、と。えっ、クール&ビューティーで美意識の高いGさんが踊り!? 真相は、踊っていたのではなく、たった1本のマイクに自分のパーカッションの音を拾ってもらうべく、目一杯手を伸ばしていただけ……らしいです(笑)。「Gさんがマイクの前まで手を伸ばして自己主張」とメモしてあります。2番でヤナちゃんが、「ほらGさん、先に音出しなよ」的に目配せしていたのが面白かった、と。客席はドッと笑ったらしい(^^)。

さて、「まちあわせ」後に知久さんがギターを置きました。知久さんがギターを置くということは、その立ち位置のままマンドリンに持ち替えるのが定石。

しかし……あれ!? 石川さんがギターを再び手にした! またまた見たこともない編成!

石川さん、アロハシャツを着込み知久さんの椅子に座ったそうな。Gさんはベース、ヤナちゃんはギターを持って、椅子に座る。知久さんがピアノのところへ!?!? → ピアノから椅子だけ持って戻ってきました。ナニナニ、何が始まるの!? 見当つかない!

MC。
「4番目のゲスト」「憂歌団に並ぶブルースバンド」「ユニット、The UNZEN!」エーッ! ファン、狂喜乱舞。

メンバーは「プリティー知久」「ジーコ石川」「マカオ滝本」「ブルース柳原」。当時の雑誌に「ライブで時々出没する編成」として紹介が。

「マグマ・ブルース」 (Vo.=柳) [石:G. 滝:Bass? 柳:G. 知:ハーモニカ] 超レア曲!
 → 知久さんのブルースハープが、ホントにブルースっぽくてカッコよかったらしいです。ただ歌詞が、ヤナちゃん得意の「女子がヒク」系だったらしいです。※蛇足ながらこの年の6月、長崎県の雲仙普賢岳が噴火し、火砕流で大きな被害が出たところでした。「たま」は、そうした時事ネタをライブに取り入れていくバンドでもありました。

珍しい編成が見られた! と拍手喝采の中、メンバーが定位置に戻り……
    
「パラシュート」 (Vo.=柳?) [石:Perc. 滝:Bass. 柳:Pf? 知:G?]
 → 「ゴメンナサイ、覚えてません」の部類(^^;)。後奏のヤナちゃんのハミングがやけに艶っぽかった、とメモにあります。さすが、学生時代は歌舞伎研究会の元女形だけあって……!? ホント女形が似合いそうな、色っぽさがあるお方! 

この後、石川さんが立ち太鼓(小太鼓を首から下げて歩く)、ヤナちゃんがピアノに。はて、これまた心当たりのない編成。何が出てくる? ……とワタシは思ったらしい。そしたら知久さんが「ウララ!」と曲紹介をしたので、ビックリしたと。CD版の「ウララ」なら、ヤナちゃんがオルガンのはずですからね。ということは……!

「ウララ」 (Vo.=石) [石:立ち太鼓? 滝:Bass. 柳:Pf. 知:G.]
 → インディーズ時代の、古いバージョンでした! アップテンポの、正統派ロケンロール! インディーズ時代のカセット持っていたけど、身体が踊り出すようなノリの良さで、個人的にはこっちの方が好き(^^)。Gさんのベースもカッコよし! 石川さんは元気に跳ねまくっていた……とメモに書いてあります。♪Let's dance! Come on!♪ とまで言ったそうです。「たま」の口から聞けるとは思わなかった言葉。もちろん皮肉(笑)。すんごくノリが良かった印象、多分元気の残っていた人は踊ったと思いますよ、覚えていないけど(^^;)。コーラスで、珍しいアドリブが入ったらしいです(詳細不明~ ^^; )。

お祭りのように激しい曲が終わり、ヤナちゃんがアコーディオンを抱える。アコーディオン=えっ、もうエンディング定番の「らんちう」?? いいえ。客席が「ええぇっ!」と歓喜したのは……

「満月ブギ」 (Vo.=柳) [石:Perc. 滝:Bass. 柳:? 知:G.]
 → これも多分、当時でも「超」貴重な演奏だったと思います。しかもインディーズのアレンジとは違っていたそうな。

「ワルツおぼえて」 (Vo.=滝) [石:Perc. 滝:Bass. 柳:Acod.(アコーディオン) 知:G.]
 → ライブで聞くのは久し振り、だったそうです。1枚目の『さんだる』の曲だし。知久さんが、いつもとキーの違うハーモニカを使っている気がする、とあります。それは次の曲のことがあって、みたい。「ウララ」で目が覚めたものの、Gさんのゆったり美しい曲には、いい意味で眠気を誘われ目をつむった……らしいです。だって心地よいんだもの( ´艸`)。

「夏の前日」 (Vo.=滝) [石:Perc. 滝:Bass. 柳:Acod.? 知:G,ハーモニカ?]
 → 原曲に入っていなかったハーモニカが入っていた、とあります。多分、前の曲から立て続けに「Gさんタイム」だったのですね。だからハーモニカもこちらの曲に合わせたキーの物だったんですね。多分。眠い目を開けて、しっかと見たらしい。「オルガンのはずのヤナちゃんがアコーディオンだった」とメモにあるのは、前後2曲で楽器の持ち替えをしなかったからでしょう。もしくはワタクシが完全に寝ぼけていた可能性も……!?

チューニング・タイム=客席はお休みタイム(笑)。
そして、また立ち太鼓とピアノ。……今度はナニ? ←もう、頭が回ってない。

「お昼の2時に」 (Vo.=石) [石:立ち太鼓&タンバリン? 滝:Bass. 柳:Pf. 知:G.]
 → キャー! ノリノリで危ないロックが来たわ~! 石川さん、走る、走る! ホールなどではくぐもって聞きにくい石川さんのシャウト、映画館ではやけにしっかり、歌詞が聞こえたんだそうですよ。公に口にできないとされる語も。知久さんが口で「ピー」音を発していたそう(笑)。

走り回りすぎて石川さん、クタクタ。曲が終わってから「おしゃべりタイム」宣言!? 一気に演奏したかった知久さんが不満げ? 仕方なく「年末は映画を見る」なんて話になったらしい。ヤナちゃんがオカルトホラー映画が好き、と嬉しそうに言ったとか(笑)。そうだ、「たま」の皆さんは確か映画や文学にも造詣が深かったんだよね……。「おどろ」の世界は、その辺の影響もあり?

ヤナちゃんと知久さんのやり取りが面白かったらしいのだけど(この辺り、もはやメモもアイマイ ^^; )、石川さんがやおら復活宣言? 演奏再開。曲目を見るに、ヤナちゃんは恐らくアコーディオンに持ち替えておられますね。

「ジャバラの夜」 (Vo.=柳) [石:Perc. 滝:Bass. 柳:Acod. 知:G.]
 → 「○○のように長~い夜が来る」という部分が、ささやきになっていて楽しかった、と。

「方向音痴」 (Vo.=知) [石:Perc. 滝:Bass. 柳:Acod. 知:G.]
 → 「メリハリがついて、さらに面白かった」とあるのだけど、何にメリハリがついていたのか、メモに書いてあること自体が、もはや意味不明(^^;)。

ヤナちゃんがアコーディオン続行ってことで、今度こそクライマックスに来るあの曲……
120402_たま(渋谷パンテオン)7.jpg
「らんちう」 (Vo.=知) [石:Perc. 滝:Bass. 柳:Acod. 知:G.]
 → 右図は語りの前、石川さんが叩くパーカッションに合わせて跳び上がる知久さん。
その後、「魚の中では金魚が一番悲しい」って辺りを知久さんが歌っている間、ヤナちゃんが後ろを向いて語りの字数を数えていたらしい。そうした演劇めいた演出も、客席を楽しませる。さて、語り。映画館ネタで弁士のごとく映画『シェーン』を語り、「シェーーーン!」と叫んだそうな。語り部分が「ジャンジャカジャン!」と終わり、本来ならAメロに戻るはずが……ピタッと止まる。そして再び「♪魚でいちばん……」えぇ~っ!? なんと、計3回も語りを繰り返してくれたそうな。ネタは1回目が上記の『シェーン』、2回目が『カサブランカ』、3回目が『E.T.』。会場が映画館だったからって、粋なアドリブ! 

ここで多分、楽器の持ち替え(ヤナちゃんがピアノに移動)があって、

「カニバル」 (Vo.=石) [石:Perc. 滝:Bass. 柳:Pf. 知:G.]
 → この頃、ライブ終盤に演奏されることが多かった模様。で、アドリブ演奏部分が相当に激しく長く、狂おしく荒れていた模様(そういう曲だから、ですけど ^^; )。その中で珍しく普通っぽいピアノがよかったと。知久さんは、しゃがみ込み、マイクスタンドをギターネックに当ててボトルネック奏法をしていた、と。演出は、いつもの奇妙な舞台セットや不気味な照明がなく、後ろのどん帳が揺れたりスポットライトの色が変化したりするだけだったらしい。けど眠い頭でそれを見聞きしていると、悪夢を見ているようだった……そうです(笑)。メチャクチャな荒れ方が怖い曲だったけど、ただメチャクチャなだけではなく、深い深い心の闇を表現している作品のような気がします。

MC。
「最後の曲です」。

えっ、まだ朝の4時過ぎ、終演時間までもう少しあるはずなのに?

「星を食べる」 (Vo.=滝) [石:Perc. 滝:Bass. 柳:Acod. 知:G.]
 → 最後は、しっとりとGさんの曲でした。普段、この曲では某アコーディオン氏がクネクネと踊る。それが、あまり踊らなかったんだそうです。まだ後があるから体力温存!? ギターのアルペジオが入っていて、キレイだったそうです。あれ? この曲にアルペジオなんて入ってたっけ? このとき限りのアドリブ? それとも勘違い?(^^;)

終わっちゃいました。もちろん、客席はアンコール。眠いのを通り越してハイになって。まだノリノリの曲がたくさん残っているからね! それに比べて、「たま」の皆さまは休憩時間だったのでしょう、出てくるのが遅かった、としびれを切らした26年前のワタクシ(^^;)。


【アンコール】

アンコールの定番編成は、知久さんとヤナちゃんの2本ギター曲。なのにヤナちゃん、ピアノに座る。キー「F」で、ピアノをポロンポロンと指から出まかせに。はて? 思い当たるのは「家族」だけど、アンコールでやる曲じゃないし……??

と思ったら、静かなピアノをバックに、石川さんと知久さんが、ものすごいダミ声でルイ・アームストロングの「What A Wonderful World」の一節を歌っている!? と思ったら違う!? 

「マンモウ開拓団」 (Vo.=柳) [石:Perc. 滝:Bass. 柳:Pf. 知:G.] 超レア曲!
 → 「マンモウ開拓団」って、満蒙開拓団のこと。初めてライブで聴く曲。えらくライブ向きで、盛り上がっていたそうな。曲がひとしきり終わると後奏でルイ・アームストロングに戻る……という編曲だったらしいです。

ここでチューニングタイム。「たま」はチューニングをおろそかにしない、耳の良いちゃんとした音楽バンドでしたから。恐らくヤナちゃんがギターに持ち替えて2台ギターで、

「はこにわ」 (Vo.=柳) [石:Perc. 滝:Bass. 柳:G. 知:G.]
 → 賑やかで大盛り上がりだった、同曲。アンコールの定番。個人的に一番好きかも♪
    
そして恐らく、いつものライブ同様に間髪を入れず、

「マリンバ」 (Vo.=柳) [石:Perc. 滝:Bass. 柳:G. 知:G.]
 → 歌詞の「僕は」を「今年も」に替えてアドリブのヤナちゃん。合いの手の石川さんも「ガッツ、ガッツで、賀正~ぅっ!」と、元旦ならでは。「謎のスペイン人復活」とメモにありますが、今となってはどんなアドリブがいつ以来復活したんだか……?? この曲かどこかで、知久さんの弦が切れたらしいです。
    
「おやすみいのしし」 (Vo.=知) [石:立ち太鼓. 滝:Bass. 柳:G. 知:G.]
 → ここまで来たら、多分MCも無しに一気に演奏したことでしょう(想像)。最後のフレーズなんか、毎度大合唱だった気が。このころアイドル的人気だったから、客席もそれらしく曲に合わせて立ち上がって踊る人が多かった。このライブの会場は、映画館。2階席ともなると傾斜がきつく、立ち上がると本気で危ない。だからワタシの居た2階席は、立ち上がる人がいたら警備員に制止されていました。けど、この曲ばかりはノリノリで、ほぼオールスタンディング! だったそうな。
120402_たま(渋谷パンテオン)8-2.jpg
このころの演出パターンでは、曲が終わるとメンバー全員、ポーズをとって静止。当ライブの時は、一瞬ではなく結構な時間、固まっていたとか。で、耐えきれず一人崩れ、二人崩れ……知久さんだけ、いつまでもポーズを取ったまま動かない。他の3人は知久さんから距離を空け、腕組みをして呆れた感じで見つめる。

……と思いきや、いきなり全員が自分の立ち位置に戻り、もう1回ラストのフレーズを演奏。で、「どうもありがとうございました」で幕。(この演出、すごいよね? よほど気心知れた、というか息が合った役者が揃っていないと、出来ないよ。誰か一人でも勇み足……フライング……したら、面白くなくなるからね。当時の「たま」が、どれほど息が合ってパフォーマンス力の高い集団だったかが、うかがい知れる気がします。

客席は眠気も忘れて盛り上がり、大興奮。再び巻き起こるアンコール拍手の嵐。

しかし、みんなわかってました。この一連のノリノリ最高潮のアンコール曲が出てきたら、本当に終わりの終わりだってことを……。

あっさりと客電がつき、ステージ上では余韻も覚めやらぬウチに
さっさと片付けが始まったのでした……とさ。

そりゃ元旦の早朝4:00ですもの、スタッフの皆さんだって早く解放されたかったことでしょう。並みならぬエネルギーでこのようなライブを開催してくださった「たま」はじめスタッフや関係者の皆様に、今さらながら感謝、感謝でございます。眠かったけど(^^;)楽しかった、青春時代のよき思い出です。
-------------------------------------
レポは、以上。


●以下はワタクシゴト。「たま」から離れて、20年以上!? ヤナちゃん込みの4人のアンサンブルのファンだったので、彼が脱退してから離れてしまいました……。ヤナちゃんのいない「たま」も、「たま」と違うヤナちゃんソロライブも、どっちもなんか寂しくて……。

振り返って、あんなに聴いていたのに26年経って忘れている曲も多々あったのが、ちょっとショック。CDも、引っ越ししたり人に貸したら返ってこなかったりで(^^;)手元にそろってません。が、手元に音源があるものは聞き直しながら、少しずつ思い出しました。

彼らは作品も演奏も固定しなかったから、いつライブを聴きに行っても「どこかが違っていて」新鮮で。「ここは好き」「ここのアレンジは前の方が好き」などと思いながら楽しんでいたことを、久々に思い出しました。

以上、多分「4たま」時代の一番ぜいたくなライブの感想文、でした。ここ何年か「年末に記事にしよう……」と思ったまま、実現せず。やっと表に出せました♪ 
ふぅ~っ (*´ο`*)=3

26年前に眠りながらとったメモと、ライブ直後の煮えたアタマで補完したメモと、ほとんど残っていない捏造記憶だけで構成しています。間違いがあるかも、悪しからずご了承くださいませ。m(_ _)m


オシマイ!



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